前回留学生の多様性について書いたので、今回は留学生の出身国・地域で日本との違いで目立った特徴について少し触れたいと思います。
前提として、ここでは大学院生についてのみの情報です。学部について簡単に特徴を述べると、圧倒的に国内からの学生が多く、その中で留学生は交換留学生と学位取得を目的とした留学生がいますので、学位取得を目的とした留学生は全体の割合としては非常に少ないのです。
一方、前回触れたように大学院生は圧倒的に留学生が多いです。
日本と比較した場合の一つ目の違いは、台湾学生の多さです。正確な数字は分かりませんが、中国からの留学生に近い人数がいるように感じます。興味深いことに、台湾学生が多くいるコース(専攻分野)と中国学生が多くいるコースは完全に分かれています。関心をもつ分野(=社会的に需要のある分野?)が違うようです。
二つ目は韓国学生とベトナム学生の少なさです。いまのところコースを問わず修士課程ではそれぞれ1人しか会っていません。
三つ目はナイジェリア学生の多さです。そして彼らは全学生の中でも真面目で優秀で(教育言語が英語ということも理由の一つ)、ほとんどが私費学生です。もっと日本にも来てほしいですね。
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