先日ビジネススクールに国際認証評価機構AACSBからの来訪がありました。同スクールは現在AMBAおよびEQUISの国際認証を取得していて、AACSBを取得すると国際認証の「triple crown
(三冠)になる」ということで、スクールを挙げて今年度の目標の一つとして取り組んでいたようです。ランキングを上げるために毎年このような何かしらの目標を掲げてそれを達成しており、実際に成果として結びついているとのことです。
AACSBの来訪に備えて、私が学生の立場から垣間見ることができた2つの取り組みをご紹介します。
一つは、スクールのミッションを教職員・学生に徹底して共有することです。評価団から対象者は無作為に質問される可能性があり、それに備えていると言っていました。教職員はミッションステイトメントを暗記し、学生へは強制されることは無かったですが、教室やカフェテリアのテーブルの上に、来訪の2週間ほど前からステートメントが印刷されたカードが置かれていました。授業中に個人へも配布されました。
2つ目はデジタルテクノロジーの学習への活用を促進することです。私はアルバイトとしてiPad活用の促進委員という役割を担っているのですが(詳細は次回以降のブログでご紹介させていただきます)、この活動も具体的な例として認証団体へのアピール材料の一つとなっていたようです。
こうして取得した国際認証は、学生募集時のアピールとして多いに活用しています。ホームページはもちろん、パンフレットや大学説明会時のプレゼンテーションに必ず含めています。確かに志願者(学生)へ、その大学・プログラムの質について一定の安心感を与えているようです。
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