少し前になりますが、私が所属している研究科のウェブサイトを更新するということで、学生フォーカスグループ(マーケティング目的で意見を聞く会)に参加をしました。
ホームページを担当している部署(Admissionsとは別のようです)が開催したものでしたが、進め方がマーケティング会社のようにプロフェッショナルだなと感じました。
お知らせはホームページおよびメールで、その後(おそらく出身地域や専攻のバランスで)選考され、今回は10名という規模でした。
2名のスタッフが対応して、1名はメモ係、1名が進行役でした。メモが追い付かないことがあるかもしれないので、念のために録音してもよいかと最初に確認され、皆の同意を得た上で録音が開始されました。
参加学生は、ナイジェリア、ギリシャ、中国、インド、ドイツ、タイ、そして日本の出身でした。
ホームページのターゲットとして「出願する前の学生にとって分かりやすいものにすること」という目的がはっきりと示され、その時の状況を思い出して回答するように求められました。
見出しの位置や内容、写真、スマートフォン用画面のレイアウトなど、学生からは私から見て有益だと思われる意見が出され、興味深いことに、出身地に関わらず、全ての項目において学生の意見はほぼ一致していました。
最後に、45分間の参加で謝礼として10ポンドいただいたのですが、この渡し方も他の学内アルバイトとは異なり、その場で現金支給でした。これも学生が参加したくなるポイントだと学生の立場になると感じた次第です。